歯周病の豆知識TRIVIA

2018年12月18日 (火)

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歯周病治療の歴史

歯科の治療は日々進化していてその歴史も年代によって変わってきます。

歯周病も『何が原因で歯周病になるか?』の考え方が年代によって変わっていったので

治療もその考え方によって変化しています。

 

そこで今回は歯周病治療の歴史について詳しくご紹介します。

 

【1940年代歯周病は歯石が原因?】

 

歯周病の原因は歯に付着している歯石という考え方で歯周病の治療が行われていた時代でした。

 

これは歯に着いた歯石を除去すると歯周病が安定したという考えに基づいて治療されていました。

 

現在でも歯石がついたままだとプラークが着きやすくなってしまい、細菌が繁殖しやすい環境になるので、歯石を除去することは行いますが、歯石が原因という考え方ではありません。

 

【1960年代は細菌・バイオフィルムが原因?】

 

その後歯周病の原因は細菌が増殖して炎症を起こし進行していくという考え方に変わってきました。

 

そのため、直接の原因は細菌の塊である『バイオフィルム』が歯ぐきの周りの付着して

そのバイオフィルムが毒素を排出して歯肉炎から歯周病に以降していくと考えられています。

 

バイオフィルムには多くの細菌が存在しており、この細菌がぬるぬるした膜を張って毒素を出してしまいます。

 

その後1970年代になると細菌の中でも歯周病に関係する細菌が10種類まで特定されました。

 

そしてその20年後には特に歯周病に関係がある3種類の細菌が特定されました。

 

その後、歯周病に関係ある菌が特定されたことを活かして歯周病菌に対して薬でアプローチする歯周内科治療も徐々に出てきました。

 

バイオフィルムを除去するだけなく、顕微鏡やPCRで歯周病菌を確認してその菌に対して除菌する事ができる薬を内服して、歯周病菌自体をお口の中から排除していく治療です。

 

【最近は細菌と体の免疫力が原因?】

 

最近の歯周病の考え方は細菌が原因であるということは変わりませんが、お口の中の環境だけではなく、全身の身体の免疫力が歯周病の悪化と関係していることに注目しています。

 

例えば寝不足が続いた時や体調が悪い時に歯ぐきが腫れたという経験はありませんか?

これは免疫力が低下していると歯周病にも影響を与えるということと関係しています。

 

また糖尿病は歯周病になると糖尿病が悪化して、歯周病が安定すると糖尿病にも良い影響を与えるという相互の関係も明らかになってきました。

 

そのため、歯周病の治療はお口だけではなく、全身の関係にも注目する必要があると考えられています。

 

 

歯周病の治療は原因が何かによって治療に対するアプローチが少し変わっていることはありますが、細菌の塊である『プラーク』をしっかり除去することが大切ということが変わっていません。

 

歯周病の改善にはお口の中のプラークを除去してお口の環境を整えましょう。

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