歯周病の豆知識TRIVIA

2018年11月25日 (日)

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歯周病の主な原因菌は?

お口の中には様々な細菌がいますが、その中でも歯周病菌が増殖してしまうと歯周病が進行して歯に影響を与えてしまいます。
歯周病菌もいくつかあり、その菌が多いと歯周病のリスクが高くなってしまいます。
そこで今回は歯周病の原因菌についてご紹介していきます。

【歯周病の原因菌とは?】

歯周病の原因菌にもいくつかありますが、歯周病菌に感染することから始まります。
赤ちゃんの時には歯周病菌はいないので、歯周病の人と同じスプーンや箸を使用したりするとそこから歯周病菌が感染してしまいます。
そのため、同じ食器を使用することは避けた方が良いとされています。

そして歯周病の原因菌は代表的なものがいくつかあり、『プロフィロモナス・ジンジバリス(P・g菌)』『トレボネーマ・デンティコーラ(T・d菌)』『タンネレラ・フォーサイセンシス(T・f菌)』があります。

これらの菌をたくさん持っている人は歯周病のリスクが増えてしまうので注意が必要な菌です。

・プロフィロモナス・ジンジバリス(P・g菌):
偏性嫌気性のグラム陰性枠菌で強い付着力を持つので、他の菌とくっついて、バイオフィルムを形成します。
またシンジパインと呼ばれるタンパク分解酵素を産生するだけでなく、細菌の内部酵素(内毒素)であるリボ多糖体(LPS)を持っています。

・トレボネーマ・デンティコーラ(T・d菌):
嫌気性のグラム陰性菌でらせん状の形をしていて運動をします。この菌は歯肉の細菌間の隙間から組織内に入り込み、さらに
血管の中に侵入します。またタンパク分解酵素と免疫抑制因子を産生します。

・タンネレラ・フォーサイセンシス(T・f菌)
嫌気性のグラム陰性菌で紡錘状の形態をしています。この菌もタンパク質分解酵素を産生するだけでなく、P・g菌と同様に
細胞の外膜に内毒素を持っていて酵素を産生します。

この菌はプラークがあるとそれを餌に増殖して、歯周ポケットを形成し歯周病を進行させてしまいます。

細菌は目では確認することができないので、位相差顕微鏡検査やPCR検査を行うことで歯周病菌の状態を把握して治療をするのに役立てることができます。

【PCR検査】

保険外の検査にはなりますが、プラークを採取してお口の中の細菌の種類と数を確認することができます。
費用は歯科医院ごとに異なりますが、10,000円~30,000円程度の所が多いです。

歯周病菌の数を調べることができるので、歯周病のリスクも分かりますし、歯周病の治療が終了した後もどの程度効果があったか確認することが出来ます。
従来の治療では、歯周病が安定してきて、歯周ポケットの深さやレントゲン写真で骨の量を確認して歯周病が改善したかどうかを判断していきますが、唾液で細菌検査をすることで更にお口の中が改善しているかどうか確認すると更に精度が上がります。

【歯周病の治療】

歯周病の治療はまずお口の状態を把握することから始まります。
そのため、歯周病菌の状態を確認することは大切です。

その後どの様な治療が良いか検討していき、歯石の除去など歯周基本治療に移行していきます。

初期の歯周病はこの歯石除去を行うことでほとんど改善がみられます。
その後歯周病が進行しないか確認していく歯周治療安定期に移っていきます。

お口の中に歯周病菌がどの程度いるか確認することで歯周病のリスクを知ることができます。
PCR検査は歯周病治療をする時に行うと予後の効果を実感することもできておすすめです。

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