歯周病(歯槽膿漏)は短期間で集中的に治さなければ治らない?
みなさん、こんにちは。ライフ錦糸町歯科クリニックです。
歯周病の治療は進行度合いや患者様の状態によって治療にかかる期間が大きく変わってきます。
今回は進行度合いによっての治療期間の目安について紹介いたします。
歯科医院の方針や通院頻度などによって異なるため、参考程度にご覧ください。
軽度の歯周病
軽度の歯周病と診断された場合には、歯垢(プラーク)や歯茎のキワについている歯石を器具や機械で取り除く治療と適切なホームケアのアドバイスを行います。
歯科医院に来院するのは約2~5回程度、治療時間は30分〜1時間、通院期間は1~2ヶ月が目安です。
中等度の歯周病
歯茎の炎症が進み、膿がでる、口臭を感じる等の中等度の歯周病の場合は、歯垢(プラーク)や、固くなってきた歯石を除去する治療が必要になります。
歯茎の深いところに歯石が入り込んでおり、器具を入れたときに痛みを伴う場合は局所麻酔後に、歯石除去を行います。歯石が固く一度で全てを取り除くことは難しいため、数回に分けて歯石を除去していきます。治療期間は4ヶ月くらいが目安です。
重度の歯周病
歯を支えている骨が溶けてしまい、歯がグラグラしている重度の歯周病の段階まで進んでしまうと、歯茎の中に人工的な骨を足す外科的な手術や抜歯等が必要な場合があります。手術が複数回になることもあります。
半年〜1年以上の長期的な治療が必要になることもあります。
また、どの段階でも自宅でのセルフケアはとても重要で歯科医師・歯科衛生士からアドバイスがあります。患者様にあった適切な歯ブラシや糸ようじ(デンタルフロス)、歯間ブラシをご紹介します。
ブラッシング方法を学び習得することが治療効果をあげる要因にもなります。
歯周病はメンテナンスを怠ると日々進行していく病気です。
治療後も、3ヶ月〜半年のペースで歯科医院での歯石除去やセルフケアチェックで歯を守っていきましょう。
歯周病の治療は進行が進めば進むほど、治療期間も長くなり、痛みも伴うため通うのが苦痛になりますが、途中で治療を中断してしまうことが一番良くないと考えております。
ライフ錦糸町歯科クリニックでは患者様との信頼関係をなによりも大切にし、患者様のライフスタイルに合わせて無理のない範囲での治療計画を立て、治療を進めていきます。
ご相談だけでも構いませんので一度いらしていただければ幸いです。
2018年10月5日 (金)
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