歯周病の豆知識TRIVIA

2018年9月24日 (月)

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リアルタイムPCRとは

みなさん、こんにちは。ライフ錦糸町歯科クリニックです。

前回は、患者様のお口の中の現状を把握してもらうための検査として位相差顕微鏡による検査があるとお話しをさせていただきました。

位相差顕微鏡を使って検査を行うことで虫歯や歯周病の原因菌がどのくらいいるのか、どのように動いているのかがモニターに写し出すことができますので目で見て実感できます。

また過去に採ったデータを保存しておけば、治療前・治療後、メインテナンスで細菌数がどのように変化しているかがわかるので患者様のモチベーションアップにつながります。

唾液を採取しプレパラートに塗布するだけでできるので痛みもないのが位相差顕微鏡を使った検査のメリットといえるでしょう。

 

位相差顕微鏡は患者様に見ていただく為に使うことが多いですが、より詳しくどのような歯周病細菌がお口の中にいるのか、どのような治療を行うと効果的なのかかわかる最新の検査方法があります。それが今回お話しする「リアルタイムPCR法」という検査方法です。

採取した歯周病菌のDNAを調べ、歯周病菌の菌名を特定し、今後の診断と治療に役立てていきます。顕微鏡だけでは見えにくい歯周病細菌の数と量がわかる検査です。

 

この検査は、遺伝子発現解析機器の「リアルタイムPCR」で行うことができます。

リアルタイムPCR法の検査方法はとても簡単です。歯と歯茎の隙間の歯周ポケット内の浸出液を細いペーパーポイントで吸い取り遺伝子発現解析機器に乗せるだけです。

患者様は検査に伴う痛みや不快感もなく、またお体への負担もありません。

 

歯周病の原因菌の中で最も悪玉菌であると言われている菌種のDNA診断を行います。

以下が検査対象の菌種となります。

Treponema  denticola(トレポネーマ・デンティコーラ):顕微鏡で確認できるらせん状菌

Porphyromonas  gingivalis(ポルフィノモナス・ジンジバリス)

Tannerella  forsythus(タンネレラ・ファーサイシア)

Aggregatibacter  actinomycetemcomitans(アグリゲイトバクター・アクチノマイセテムコミタンス)

Prevoterlla  intermedia(プレヴォテーラ・インターメディア)

Fusobacterium  nucleatum(フソバクテリウム・ヌクレアタム)

 

歯周病は細菌感染症なのでPCR検査の結果をみて適切な投薬や治療を行うことにより歯周病細菌の生存密度を著しく低下させ進行のリスクを減らすことが出来ます。

 

歯周病菌はお口の中以外にもインスリンの抵抗性を上げて糖尿病を悪化させたり、低体重児出産やアルツハイマー型認知症患者の症状悪化の促進などの様々な全身への悪影響があるという研究結果も出ています。

 

日々のセルフケアに加えて検査を定期的に受けることで、歯周病に悩まされないお口を目指しましょう。口臭や歯肉からの出血が気になる方や興味のある方は一度PCR検査をすることをお勧めします。

ライフ錦糸町歯科クリニックでは丁寧なご説明と治療に心がけ最先端の技術をご提供させて頂きます。

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